BEAXISは、美しくなるための方法をカタチにして皆さんにお届けしていますが、そもそも「美しい人」とは、どんな人なのでしょうか。パーソナルクリエイターとして多くの女性から支持を受け、BEAXISの多くの商品開発にも携わる今村大祐さんに教えていただきました。

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人の美しさは「自分を楽しんでいること」から生まれます。ぼくは「自信をもっている人」こそ美しいと思っているのですが、その自信がどこから来るかというと、それはいまを楽しむこと、目の前の出来事一つひとつにワクワクしてることから来るとも思っています。大切なのは、自分らしくあること。あるいは、自分がやりたいことをやりたいようにやっていること。そして、それが周りからも認められていて、そんな自分を自分自身が認めていること。よく言われる「内側から来るエネルギー」ってものは確かに存在していて、それはいい意味でも悪い意味でも、その人の外面にも大きな影響を与えます。自分の人生をちゃんと生きている人からは、自然と美しさがあふれ出るものだと信じています。

もちろん、他人から見てキレイだと思われる体型も、確かにあると思います。いわゆる黄金比と呼ばれるもので説明できる美しさも否定できませんし、足が長かったり顔が小さかったりするのに人が憧れるのもわかります。ただ、そうした見た目の美しさに、誰もが納得できる一つの基準なんてありません。黄金比だって、美しさのすべてを説明できるほど万能ではありません。なぜなら、人は、誰かがつくった彫刻ではありませんから。

もっとも、人は「動く」もの。体型による美を否定するわけではありませんが、人の動き、動作、歩き方、立ち方、姿勢によってこそ、人の美しさはつくれます。言い換えれば人の所作は体型以上に、その人らしさを雄弁に語ります。最近、トレーニングやマインドフルネスの現場では、足の裏をしっかり地面に着地させるある種の瞑想を指す、「グラウンディング」ということばをよく耳にするようになりました。グラウンディングとは英語で「地に足をつける」という意味のことばですが、身体の軸がバランスすることによって、その本来の意味の通り、メンタルも整い、自信がみなぎってくるものだと思います。体に軸がある人は、考え方もぶれにくい。考え方に軸があれば、体もぶれにくい。ぶれない自分らしさをしっかりもつことと、人から美しいと見られることは、根っこの部分でつながっているのです。